「仕事より、通勤で疲れる」はもうやめた。40代のボクを救った片道7kmのミニベロ通勤

ミニベロに手を添えて立つ精肉職人のイラストと「『仕事より、通勤で疲れる』はもうやめた。満員電車からミニベロへ。心と体が軽くなった1週間の記録」というテキストが入ったアイキャッチ画像。 ミニベロ通勤
40代で転職して、通勤が3日で嫌になりました。
仕事じゃなくて、「通勤」でです。

若い頃なら何でもなかった移動が、年齢を重ねると意外と負担になる。朝の支度、人混み、乗り換え、雨の日の面倒くささ。仕事が始まる前なのに、すでに少し疲れている——そんな感覚が、ボクは3日で嫌になりました。

ボクは元トラック運転手です。そこから未経験で精肉店に転職したとき、最初にぶつかった壁がまさに「通勤」でした。

「このままじゃ、仕事より通勤で疲れてしまう」

そう思ったとき、ふと頭に浮かんだのが、「自転車で行けばいいんじゃないか」という発想でした。

結果として、片道7kmのミニベロ通勤は、今のボクにとってかなりちょうどいい選択でした。この記事では、40代で転職したボクがミニベロ通勤にたどり着いた理由、実際に揃えた装備、かかった費用、そして続けて感じた変化をまとめます。

40代転職後、電車通勤がしんどかった話

転職前は、自宅から自転車で10分。誰にも会わず、気楽に職場へ向かえる環境でした。今思えば、かなりラクだったと思います。

でも転職後は一気に変わりました。

  • 駅まで自転車で15分
  • 電車で10分
  • 駅から徒歩5分

数字だけ見れば大したことはないかもしれません。でも実際は、移動が細切れになること、電車を待つこと、人混みの中を歩くことが地味にしんどい。

40代になると、この「地味な疲れ」が積み重なっていきます。

特にきつかったのは、こんなところでした。

  • 毎日じわっとHPを削られる
  • 雨の日は通勤だけで気力が終わる
  • 人に会うだけで微妙に消耗する

そこで思いました。

「いっそ店まで、自転車で行けばいいんじゃないか」

片道7kmのミニベロ通勤はきつい?40代の体験談

自宅から職場まで片道7km。

電車ならすぐだけど、自転車だと少し覚悟がいる。疲れないかな、余計に時間がかかるかな、と迷う絶妙な距離です。正直、最初は「続く気がしなかった」です。

手持ちのママチャリでは少し頼りない。かといって、いきなり本格的なロードバイクに乗るのは、40代のボクには少し気恥ずかしい。そんなときに出会ったのが、ミニベロ(小径車)でした。

ミニベロを選んだ理由はシンプルです。

  • ストップ&ゴーが多い街乗りに向いている
  • コンパクトで扱いやすい
  • 見た目がシュッとしていて気分が上がる
  • 頑張りすぎていない感じが40代の自分にちょうどいい

正直、見た目も大事でした。

40代になると、「ちゃんと気分が上がるかどうか」が意外と大きい。毎日乗るなら、少しでも楽しい気持ちにさせてくれる相棒がほしかったんです。

ミニベロには、その“ちょうどよさ”がありました。

ミニベロ購入の最大の壁は予算だった|妻との8万円交渉

ミニベロ通勤を始めると決めても、すぐに買えるわけじゃありません。一番の壁は、やっぱりお金でした。

ボクとしては、長く乗れるものを選びたかったので、できれば12万円くらいは見ておきたい気持ちがありました。

でも、妻に相談した結果はこうです。

ボク「12万円くらいの、長く乗れるモデルがよくて……」
妻「8万円までだね」

……交渉、終了です。我が家において、この一言は絶対です。

こうして条件はハッキリしました。

8万円以内ならミニベロを買ってもいい。

家庭がある40代の買い物って、こういうリアルがありますよね。好きなものを自由に買えるわけじゃない。でもその制限があるからこそ、納得できる一台を探したくなりました。

Tern SURGEを77,000円で購入|40代の通勤用ミニベロに選んだ1台

そんな中で出会ったのが、Tern SURGE(ターン サージュ)でした。

Tern SURGE ミニベロ

渋谷の専門店で見つけたその一台は、見た目もサイズ感も、ボクのイメージにピッタリでした。

  • 定価:約11.8万円
  • セール価格:77,000円

まさかの予算内、しかも新車。即決でした。

通勤のための道具でありながら、6か月続ければ77,000円の元は取れる。そう考えると、ただの自転車というより、新しい生活を始めるための相棒みたいな感覚でした。

しかも、6,000円の配送代を浮かせたくて、後日、渋谷から府中まで自走して帰ることに。90分かけて走った帰り道が、ボクとミニベロの最初の時間でした。

今思えば、あの帰り道そのものも「再スタート」だった気がします。

ミニベロ通勤の装備一覧|40代が実際に揃えたものと費用

ミニベロ本体を買って終わり、ではありませんでした。実際に通勤を始めると、「これがないと地味に困る」というものがいくつか出てきます。

ボクが揃えたアイテムはこんな感じです。

アイテム 概算価格 役割
スタンド 約3,000円 ちょい止め用
ライト 約5,800円 夜道の安全対策
グローブ 約2,000円 手の疲れ軽減・保護
マリンシューズ 1,680円 雨の日対策
泥除け 約2,860円 泥はね対策
チェーンクリーナー 2,980円 走行感の維持・メンテナンス

どれも派手ではないですが、実際に使うと「買ってよかった」と思えるものばかりでした。

ミニベロ通勤にスタンドは必要?答えはほぼ必須だった

最初に「これはいる」と思ったのがスタンドでした。

スポーティーな自転車はスタンドが付いていないことも多いですが、通勤だと“ちょい止め”が本当に多いです。

  • コンビニ
  • スーパー
  • 職場の前で一度止まる

そのたびに壁を探すのは地味にストレスでした。

そこで導入したのが、GIZA PRODUCTS CL-KA56です。

GIZA PRODUCTS CL-KA56 スタンド
  • センタースタンドで安定する
  • 見た目も崩れにくい
  • 気を使わなくて済む

この「気にしなくていい」が、想像以上に大きかったです。

通勤でいちばん満足度が高かったのは、実はスタンドでした。

ミニベロ通勤にグローブは必要?手の疲れ対策でかなり助かった話

最初は不要だと思っていたけれど、実際に走ると手が意外と疲れます。振動、ブレーキの力み、素手の不安感。思っていた以上に、手には負担がかかっていました。

使っているのは、CHROMEのグローブです。価格は約2,000円でした。

CHROME グローブ
  • 手の疲れが軽くなる
  • 握りやすい
  • 安心感がある

使ってすぐに、「もっと早く買えばよかった」と思ったアイテムです。

素手通勤と比べると、手の疲れが段違いで楽になりました。

ミニベロ用ライトはどれがいい?答えは「考えなくていいライト」だった

ライト選びで重視したのは、見た目・安全性・手間の少なさです。

RAVEMEN FR500も気になりましたが、少し“構える”感じがありました。ボクが欲しかったのは、毎日気軽に使えるものです。

最終的に選んだのは、knogの前後ライトセットでした。

knog 前後ライトセット
  • ゴムバンドで一瞬装着できる
  • 見た目がスッキリしている
  • 余計なパーツがいらない

40代になると、「高性能」より「面倒くさくない」が勝つ場面があります。このライトは、まさにそれでした。

毎朝サッと付けられるのが、続けるうえでいちばん効きました。

自転車通勤の雨の日対策|靴はマリンシューズで落ち着いた

雨の日の悩みは、やっぱり「靴が濡れること」です。長靴は大げさ。サンダルは季節的に厳しい。そこで辿り着いたのが「濡れる前提で走る」という逆転の発想でした。

マリンシューズ
  • 濡れても気にならない
  • 乾くのが早い
  • 軽くて動きやすい

どうせ濡れるなら、最初から濡れる前提の靴を履く。

そうすれば、足を拭くだけで靴下が濡れて一日気持ちが悪いなんてこともありません。靴下は持って行けばOK。帰る頃には靴も乾いていますし、Amazonセールのとき、価格が1,680円とお買い得すぎる!

雨の日のストレスがいちばん減ったのも、この靴でした。

ミニベロの泥はね対策にはASS SAVERSが便利だった

ミニベロはタイヤが小さいぶん、雨上がりに背中へ泥の線がつきやすいです。

そこで追加したのが、ASS SAVERS Ass Saver Regularでした。

ASS SAVERS Ass Saver Regular
  • 背中が汚れにくくなる
  • 取り付けが一瞬で終わる
  • 折りたためる
  • 黒い車体の差し色にもなる

機能だけじゃなく、見た目のアクセントとしても気に入っています。マリンシューズの色とも合って、乗るたびに少し気分が上がります。

背中が汚れるのが気になる人には、まず候補に入れてほしいアイテムです。

チェーンの汚れは走りの重さにつながる|CHEPARKでメンテナンスして正解だった

ある日ふと、「最近ちょっと重い?」と感じた原因は、チェーンの汚れでした。

ミニベロは地面に近いぶん、砂やホコリを拾いやすいのかもしれません。

そこで使ったのが、CHEPARK チェーンクリーナー2点セットです。

CHEPARK チェーンクリーナー
  • 汚れが落ちやすい
  • 洗浄と注油がセットになっている
  • ミニベロでも使いやすい

精肉屋の昼休みに洗車できる環境があったのも大きかったですが、実際に使うと走りが軽くなって、「もっと早くやればよかった」と本気で思いました。

重く感じたら、まずチェーンを疑ってみる価値があります。

ミニベロ通勤で実際にかかった総額|8万円では収まらなかった

もちろん、数字だけ見れば完全に予算オーバーです。

  • 本体:77,000円
  • 装備品:18,320円
  • 合計:約95,320円

最初の約束は8万円。でも、必要なものを揃えていくと、やっぱり超えました。

それでも不思議と後悔はしていません。

40代の男って、たぶん少し面倒です。必要以上に形から入りたくなるし、揃えたくなる。でもそれって、ただの見栄じゃなくて、続けるためのスイッチでもある気がします。

気に入った道具があると、「明日も走ろう」と思える。ちょっと疲れていても、ミニベロを見ると外に出る気になる。

それなら、この出費には意味があった。ボクはそう思っています。

片道7kmミニベロ通勤のメリット|40代で疲れない距離だった

最初は、片道7kmなんて続くかなと思っていました。でも実際に走ってみると、この距離がちょうどよかったです。

  • キツすぎない
  • でも、ちゃんと運動した感じはある
  • 仕事前に体が目覚める
  • 頭がスッキリする

ミニベロ通勤を続ける中で、ボクが感じた変化はこんなものでした。

  • 朝の空気が気持ちよく感じる
  • 頭が整理される時間ができた
  • 仕事前の切り替えがしやすくなった
  • 仕事後の良い有酸素運動になる
  • 「今日もやれた」が積み重なる

劇的に人生が変わるわけじゃない。でも、毎日がほんの少し軽くなる。その変化は、40代のボクにとってかなり大きかったです。

ミニベロはただの通勤手段じゃなかった|40代の再スタートを支える相棒

今のボクにとって、ミニベロはただの自転車ではありません。

再スタートを支えてくれる相棒です。

40代で転職するのは、やっぱり不安があります。仕事を覚えるのも大変だし、一日中立ちっぱなしなのも疲れる。だからといって、運動をおろそかにしてしまうと、疲れたが口癖になるし、身体もだらしなくなっていく気がします。

ボクには夢があります。

競馬好きの妻と一緒に、“肉×ワインのキッチンカー”で全国の競馬場を回ることです。

その夢を迎えられたとき、お客さんの前では背筋の伸びた、感じのいいおじちゃんでいたい。精肉の仕事で腕を磨き、ミニベロで体力をつけることは、キッチンカーへの立派な仕込みの時間だと思っています。

40代で何かを変えたい人へ|ミニベロ通勤は現実的な一歩だった

40代になると、新しいことを始めるのに少し勇気がいります。

転職もそう。通勤スタイルを変えることもそう。夢なんて叶わなくたっていい。でも、実際にやってみると、40代でも人生って意外とまだ動いている気がします。

大きく変えなくても、少し通勤方法を変えるだけで、毎日の気分が変わることがある。ボクはそれを知りました。

もし今、40代で転職や働き方に悩んでいるなら、無理に一気に変えなくていい。自分が少しラクになる工夫は、遠慮せず試していい。

ミニベロ通勤は、人生を変えるほど大きなことじゃないかもしれません。でも、毎日を少し軽くしてくれる現実的な一歩でした。

今回使っているものまとめ|ミニベロ通勤で選んだアイテム一覧

  • Tern SURGE
  • GIZA PRODUCTS CL-KA56(スタンド)
  • knog 前後ライト
  • CHROME グローブ
  • マリンシューズ
  • ASS SAVERS(リアフェンダー)
  • CHEPARK チェーンクリーナー(TIL-110G)

どれも派手さより、「続けやすさ」を重視して選んだものです。

最後に|定年後でもワクワクしていたい

ボクには夢があります。

定年後でも、妻と一緒にワクワクしていたい。そのために今、精肉の仕事で腕を磨き、ミニベロで体力をつけ、少しずつ人生を動かしています。

このブログは、その夢へ向かうまでの挑戦日記です。

ボクがなぜ未経験で精肉の現場に飛び込んだのか。5年後・60歳に向けた夢の中身。きれいな成功談ではなく、迷いや現場のリアルをそのまま残しています。

▶ ボクがこのブログを書いている理由

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