雨の日の通勤転倒で、膝のお皿にヒビが入った日の話です。
「歩けるから大丈夫」——そう思って仕事を続けた結果、膝のお皿(膝蓋骨)にヒビが入っていました。
45歳で未経験から精肉店に転職したボクが、ミニベロで雨の日に通勤していたら起きた出来事を、そのまま記録します。
📋 この記事の内容
雨の日の通勤で転倒
梅雨入りした6月9日。この日も雨でした。
台風みたいな横殴りの雨じゃない限り、雨の中の通勤にも少しずつ慣れてきたころ。その油断もあったのか、ミニベロで通勤中に転倒しました。
場所は東小金井駅の近く。アスファルトではなく、きれいに整えられたタイル状の道でした。
徐行しながら右折したとき、ふっと人影が見えて、とっさに左へハンドルを切りました。その瞬間、タイヤがスッと滑りました。
「あ、コケる」——そう思った次の瞬間、とった体勢はほぼヘッドスライディング。タイルの地面だったこともあって、体感ではけっこう滑った気がします。
歩けるから大丈夫と思っていた
すぐに立ち上がりました。少し歩くと右膝が痛い。
でも、動く。曲がる。だからそのときは、「たぶん大丈夫かな」と思ってしまいました。
自転車にまたがると、歩くよりは楽だったので、そのまま通勤を再開。10分ほどこいで、勤務先の精肉店に到着しました。
ただ、降りて歩いてみると、やっぱり右膝が痛い。歩けないわけではないけれど、少し足を引くような感じでしか歩けませんでした。
でもその時点のボクは、「歩けるし、曲がるし、骨は大丈夫そうかな」——そんなふうに思っていました。
配達を続けたものの痛みは悪化
朝は配達があるので、会話もそこそこにそのまま仕事へ。「まあ、そのうち治るかな」くらいの気持ちで、配達を続けました。
途中、少し時間が取れたのでコンビニで冷やしたりもしながら、なんとか前半の配達を終えて一度店へ戻りました。でも、さっきより少し痛い。
念のため社長に相談しました。
後半の配達が終わったら整形外科に行っていいか聞くと、社長はすぐに許可してくれて、近所の整形外科のことまで手配してくれました。本当にありがたかったです。
後半の配達を終えたあと、「出勤のときは自転車をこげたし、このまま自転車で整形外科へ行こう」と思ったのですが——
もう、自転車がこげませんでした。
整形外科で告げられた骨折
とりあえず片足でなんとか進み、整形外科へ。まずはレントゲンでした。
待合室からレントゲン室へ向かう途中にも、さらに痛みが増していき、歩くのもかなりつらくなっていました。
撮影が終わって診察室へ。そこで言われたのが、
膝のお皿(膝蓋骨)に縦にヒビ。いわゆる膝蓋骨骨折でした。

手術は不要だけど、2週間くらいはしっかり様子を見て、全治は2〜4週間くらい。血もたまっているから抜きましょう、とのこと。
通勤中の転倒なので労災で対応できること、1週間後にもう一度レントゲンを撮ることなど、いろいろ説明してもらいました。(※診断内容は当時のボクのメモです。症状がある方は必ず医療機関へご相談ください。)
入社早々の骨折で思ったこと
ただ、そのときのボクの頭の中は、「入社早々に離脱か……」——それでいっぱいでした。
先生が話してくれていた大事なことも、正直あまり頭に入ってきませんでした。
安静にしてください、と言われても、安静ってどこまで?膝はどの角度がいい?聞きたいことはいろいろあったのに、ちゃんと聞けなかったのが少し心残りです。
そのあと、松葉杖も必要ということで、リハビリ室で使い方を教わりました。サポーターの巻き方も教わって、左脇に松葉杖、右手で自転車を押しながら病院をあとにしました。
自転車で転んで膝を骨折。言葉にすると、なんとも情けない。
でもその帰り道、「1週間安静かあ……入社早々ほんと情けないな」「報告するの申し訳ないな」——そんなことをずっと考えていました。
職場と家族の反応に救われた
それでも、まともに歩けない。使いものにならないのは自分でも分かる。だから、ちゃんと報告しようと思いました。
店に戻る途中、お昼から出勤してきた年下の先輩が「ダメでしたかー」と言いながら自転車を押してくれて、外で作業していた社長の奥さんは「荷物が増えてる」と笑ってくれて、事務所で事情を話すと、みんなちゃんと受け止めてくれました。
——伝えたら、なぜか大爆笑。
でも、その笑いに少し救われました。変に気まずくなるより、ずっとありがたかったです。「家まで送ろうか?」とまで言ってもらったけれど、松葉杖の練習も兼ねて、電車で帰ってみることにしました。
歩きながら、休日だった妻にも連絡。
そのあと、手持ちの現金がなくて処方薬を受け取れなかったので、武蔵小金井まで迎えに来てもらうことに。待ち合わせをして、帰りはタクシーで帰宅。
そして今は、家でぼーっとしながら安静にしています。
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雨の日の自転車通勤で学んだこと
・歩ける=大丈夫、ではない(骨折でも動けることがある)
・雨のタイル道は想像以上に滑る
・痛みが増えたら、無理せず早めに病院へ
・入社早々でも、職場に正直に伝えると楽になることもある
正直、入社早々の骨折はかなりへこみました。でも、転んだことも、無理して動いたことも、痛みを軽く見たことも、全部ひっくるめて今回の出来事でした。
しばらくはしっかり休んで、ちゃんと治して、また戻ろうと思います。
同じように雨の日の自転車通勤をしている人は、どうか気をつけてください。特にタイル状の道は、思っている以上に滑ります。ボクも今回で、しっかり身にしみました。
続編として、「松葉杖生活で困ったこと」や「職場復帰までの記録」も、治り次第このブログに残していく予定です。
【追記】職場から届いたLINE
朝、事務所で「自転車どうする?」という緊急ミーティングになったそうです。
ボクは出勤時に「バイクのチェーンに一緒に巻き付けておけば大丈夫です」と伝えていたのですが、骨折して帰るとき、ボクは自転車の鍵を持っていきませんでした。
店裏の駐輪場にバイクを置いている先輩に、ボクを誘ってくれた方から「〇〇さんのバイクの鍵と一緒に、ボクの自転車にも施錠してもらえませんか」と頼んだそうです。
「中に入れちゃえばいいんじゃない?」という話になり、最終的には社長が店内に自転車を入れてくれたとのこと。
しかも、送られてきた写真を見ると、事務所の奥のスペースにしっかり保管されていました。

思わず笑ってしまいました。
入社早々に骨折してしまい落ち込んでいましたが、こんなふうに気にかけてもらえる職場で本当にありがたいなと思いました。
まずはしっかり治して、またこのミニベロで元気に通勤できるようになりたいと思います。
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