- 45歳・未経験で精肉店に転職した初日——仕事内容と、働いてみたリアルな感想
- 「きつい?」「未経験でもできる?」——転職前、ボクもまず知りたかった3つの答え
- 体力より、包丁の感覚と集中力の難しさを初日で実感した
- キッチンカー開業までの記録——精肉修行の第1回です
精肉店の初日——想像と違ったこと
「精肉店の仕事はきつい?」「45歳未経験でも働ける?」「実際の仕事内容は?」
転職前、ボクもまずこの3つを知りたかった。だから初日を働いてみたリアルを、ありのまま書きます。
ボクは45歳・未経験で精肉店に転職しました。元トラックドライバーで、人身事故をきっかけに仕事を選び直した、再スタートの初日です。
将来は「肉×ワインのキッチンカー」を開くために、この道を選びました。単なる転職日記ではなく、キッチンカー開業までの記録の第1回です。転職の背景はこちらに書いています。
まず結論|未経験でも働ける。でも今日から職人ではない
初日のボクにできたのは、配送と鶏もも肉の脂取りが中心でした。いきなり牛肉を捌くわけではなく、包丁も「少しだけ」触る程度。
未経験者は比較的簡単な作業から覚えていく——想像していたより、ハードルは低かった。45歳で未経験の精肉店転職でも、初日から全部できる必要はない、と感じました。
ただし、鶏ももの脂取りは想像以上に難しく、包丁の感覚はまったく掴めませんでした。未経験でも「今日から働ける」現場だった。でも「今日から職人」ではない——それが初日の正直なところです。
体力的なきつさは、トラック運転手時代の方が大きかった。一方で、肉を商品にする仕事の神経の使い方——こちらは初日から、しっかり感じました。
- 元ワインソムリエ(10年)→ トラックドライバー(8年)→ 精肉店(修行中)
- 人身事故を機に転職。未経験・45歳からの精肉の世界
- 夢は60歳で妻とキッチンカーで全国の競馬場を巡ること
精肉店の仕事は未経験でもできる?
ボクの初日は、午前中が配送、午後が鶏もも肉の掃除——いわゆる脂取り——でした。
配送は保育園・学校・病院など、約15件ほど。荷物は軽く、トラック時代のような時間プレッシャーもありません。精肉店の配送は「体力仕事」というより、軽作業に近い印象でした。
午後の脂取りは別です。肉を商品にする仕事なので、雑には扱えない。脂取りひとつで、余計な身まで削いでしまいそうになる。ベテランの手捌きは無駄がなく流れるようで、45歳未経験のボクはまだぎこちない——包丁の角度と力加減ひとつで仕上がりが変わると、ここで実感しました。
いきなり難しい作業から始めない職場だった。でも、覚えるには時間がかかる部分もある——特に包丁の感覚は、初日ではまったく掴めなかった。
精肉店の仕事はきつい?
ボクが初日に感じたのは、体力的にはトラック運転手時代の方がきつかったということです。
出勤は朝6時半。閉店の18時と同時に仕事は終わります(実働は休憩・片付けを含めて約12時間)。拘束時間は長いけれど、配送の荷物は軽い。12時間でも、体感は思ったより軽かったです。
ただし——包丁作業は想像以上に神経を使います。きつさは「体力」より「集中力と手の感覚」にある、と初日で感じました。
まさか初日から包丁を持つとは思っていませんでした。まだうまく扱えません。それでも、将来キッチンカーをやるなら、この基礎を覚えなければ始まらない——そう思いながら、鶏ももの脂取りを続けました。
初日の仕事内容と1日の流れ
初日の流れはこちらです。
・6:30〜11:00 配送(約15件)
・11:00〜11:30 片付け
・11:30〜12:30 昼食
・12:30〜14:00 鶏もも肉の掃除(脂取り)
・14:00〜15:00 病院へ配送(1件)
・15:00〜16:00 鶏もも作業の続き
・16:00〜18:00 片付け・清掃
職場の人間関係・待遇はどう?
「人間関係どう?」——これも転職前に気になっていたポイントです。
勤め先はとてもアットホームでした。社長が横で笑ってくれる空気もあり、初日から威圧感はありませんでした。社員は12名。半数以上が徒歩1分の場所に住んでいる、という距離感。
待遇面で印象的だったのは、昼食が出前で支給されること。日曜休み前の土曜は夕食の持ち帰りもあるそうです(給料の詳細は別記事で書く予定ですが、食事のサポートは手厚い印象でした)。
ボクは自転車で30分通勤(初日は雨でお預け)。通勤の話は別記事にまとめています。
精肉店転職で不安だった「人間関係」——初日の印象は、思っていたより温かい職場でした。
配送で元同僚と再会した話
14時、病院への配達でドライバー時代の知り合いに遭遇しました。
「人身事故で辞めたのに、また配送してるのか?」——一瞬、過去の自分を突きつけられた感覚がありました。
ただ今の仕事はあの頃とは違います。荷物は軽い。時間に追われない。本業は配送ではなく「肉を捌くこと」だと伝えると、社長が笑っていました。
その空気に、少し救われた気がします。人身事故からトラックを離れ、精肉店へ——初日に、過去と現在が交差した瞬間でした。
初日で感じたこと
まだ鶏ももの脂取りすら満足にできない。それでも、「思っていたより人の温かい仕事」だと感じた初日でした。
40代で未経験転職すると、毎日「わからない」が続きます。若い人に教わることもある。覚えるのが遅い。プライドも揺れる——ボクも例外じゃありません。
でも、遠回りに見えても、今日の作業は夢への第一歩だと思っています。ワインと肉を扱うキッチンカーをやるなら、ここで基礎を積まなければ始まらない。完璧にできなくても、今日触れたことは、ちゃんと次につながる。
まとめ|遠回りでも、夢への第一歩だった
45歳・未経験で精肉店に転職して働いた初日——配送と鶏ももの脂取りが中心で、包丁の感覚はまだ掴めませんでした。
でも、未経験でも今日から働ける現場だったことと、体力的なきつさより、手の感覚と集中力の難しさを感じたこと——この2つが、初日の持ち帰りです。
職場は思っていたより温かく、元同僚との再会で過去と向き合う場面もありました。それでも、今のボクは「肉を捌くこと」を本業に選び直した途中にいます。
精肉店での毎日も、いつか「キッチンカーで全国の競馬場を回る」という夢につながっていくと、ボクは本気で思っています。もし将来、どこかの競馬場でキッチンカーを見かけたら、「ブログ読んでました」と声をかけてもらえたらうれしいです。
小さな一歩でも、今日できたならそれは前進です。ボクは明日も、ボクのペースで一歩ずつ挑戦を続けます。
夢は競馬好きの妻とキッチンカーで全国の競馬場を巡ること。
失敗も悔しさもそのまま書くブログ「ハンドルを切れずに、肉を切る。」運営中。
失敗も悔しさも、そのまま記録しています。
キッチンカーで競馬場を巡る夢に向かって。
※本記事は個人の体験・記録です。勤務条件や仕事内容は店舗によって異なります。転職を検討される際は、ご自身の状況に合わせてご判断ください。


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