
結論から言うと、牛モモのお尻側、ランプの先端にある人気の赤身部位です。
焼肉やステーキでよく見かける、きめ細かく脂のさしが入った肉。
「どんな肉?」「美味しいの?」——検索してきた方が知りたいことから、先にまとめます。転職の話は、あとから少しだけ書きます。
- イチボは牛のどこの部位?
- イチボとランプの違いは?
- イチボはどんな肉?特徴と味
- イチボは美味しい?おすすめの食べ方
- 45歳未経験のボクが精肉店で覚えたこと
- まとめ
イチボは牛のどこの部位?
イチボは、牛モモ(後ろ脚)のお尻側、ランプの先端にある部位です。モモの中でも人気の高い部位のひとつ。
現場で教わったイメージは、こんな感じです(図鑑ではなく、ボクのメモです)。
牛モモ ├ ウチモモ ├ ウワモモ ├ シンタマ ├ ランプ └ イチボ(ランプの先端)
ランプの先端側、お尻の外側寄り——と覚えると、他のモモ部位と混同しにくいです。
イチボ=ランプの先端・お尻側。内側寄りはトモサンカクのイメージに近いです。
イチボとランプの違いは?
ランプはモモの広い部分、イチボはその先端・お尻側です。見分けの目安は「お尻にどれだけ近いか」。イチボはランプよりさしが入りやすく、トモサンカクのような内側寄りの肉とは別の場所にあります。
イチボはどんな肉?特徴と味
イチボの特徴は、赤身なのにきめが細かく、適度な脂のさしが入っていることです。
イチボは1頭から取れる量がそれほど多くないため、希少部位として扱われることもあります。
- 赤身寄りだが、硬すぎない
- 脂の甘みと、赤身の旨味のバランスが良い
- 厚切りにするとステーキ向き、薄切りだと焼肉向き
専門家の言葉ではなく、売場で触って・見て・社長に聞いて覚えたボクの感覚ですが、「上品な脂のおいしさと、しっかりした赤身味が両方ある肉」というイメージです。
イチボは美味しい?おすすめの食べ方
ボクが現場でよく見るのは、焼肉・ステーキ・ローストビーフです。
脂のさしが入っているので、焼きすぎると硬くなることもある——社長にそう教わりました。
おすすめは、中火でじっくり。表面に焼き色がついたら、あとは短時間で。
「美味しいか?」と聞かれたら、ボクは「モモの中でも、失敗しにくくて人気の部位」と答えます。高級部位のヒレほど繊細ではないけれど、日常の食卓にも合う、バランスの良い肉です。
45歳未経験のボクが精肉店で覚えたこと
ここからが、40代で未経験から精肉店に転職したボクの話です。
転職前、ボクは「イチボ=なんか人気のお肉」くらいしか知りませんでした。部位として、どこにあるのか説明できなかった。
売場で黒毛和牛のイチボを並べているとき、社長に「ここ、ランプの先端のイチボだよ」と教わったのが最初でした。
ソムリエ時代は、ワインを「地図」で覚えていました。産地、畑、品種——場所がわかると、説明しやすくなる。
ワインも肉も、まず場所を覚える。地図が頭に入ると、味や特徴も覚えやすくなる。
精肉の現場でも同じだと気づきました。肉も「地図」で覚えると、名前が腑に落ちる。ランプとイチボの境目も、頭の中の地図に乗せると混同しにくくなりました。
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イチボを覚えた日、ボクはまだ接客でスラスラ説明できるレベルではありませんでした。でも、「知らない部位」をひとつ減らせた——その実感はありました。
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まとめ|イチボはモモの人気部位
・場所:牛モモのお尻側にある、ランプの先端部分
・ランプとの違い:ランプは手前の広いモモ、イチボは先端のお尻側
・特徴:赤身+適度なさし、きめが細かい。希少部位として扱われることも
・食べ方:焼肉・ステーキ・ローストビーフ向き
・ボクの学び:部位は「地図」で覚えると説明しやすい
イチボを覚えた日は、肉の知識が増えただけの日ではありませんでした。
未経験の仕事でも、一歩前に進めたと感じた日でした。
45歳未経験の精肉転職——まだ説明は下手です。でも、イチボのひとつを、自分の言葉で伝えられる日が増えていく過程を、このブログに残していきます。
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